地方特産柑橘 河内晩柑 の
欧州初進出向けブランドアイデンティ開発
<For Society>
柑橘王国愛媛の愛南町が全国 No.1の生産量を誇る貴重な柑橘 河内晩柑 の欧州向けブランド開発。県庁・町役場・生産者との対話を通じ、名称ロゴ、パッケージ、パンフレット&アセットのデザイン開発及びマーケティング戦略策定支援を行いました。
DESIGN SHIFT™
Made in Japanを日本の誇る品質と古くからある美意識と捉え直すことで希少性を付加価値と昇華した品位あるブランドイメージへと導きました。
共にイメージを創り上げる
<Challenge>
生産者、自治体と対話を重ねることで、新しい製品名、新しい市場への目的と理解をお互いに深め一方的なクリエイティブの視点はなく生産者と県庁、クリエイティブとが大切にする共通の価値観をつくりあげることが課題でした。
日本の価値観のビジュアライゼーション
<Outcome>
柚子や抹茶、ワサビなど日本の特産品が定着している欧州市場において、オリエンタルな日本感(和風)を全面に出すのではなく高級レストランなどターゲット市場を意識し、気品と素朴さを大切にしたモダンな日本の価値観をエッセンスとして盛り込みました。
Visual Identity
2つのドットを “i” の文字で繋げることで “misho” というこの新しいブランドが「”生産者” と “食卓”」「日本と欧州」という2つの架け橋になってほしいという思いからVIを作成しました。
Communication Design
“misho” のみずみずしさ、品質、品格が伝わるようなビジュアルディレクション。トーンセッティングを意識しました。
Client : えひめ愛フード推進機構
Year : 2022