劇場アニメ『ぼくらのよあけ』に登場する人工知能搭載型家庭用オートボット「ナナコ」のデザインをソニーデザインコンサルティングで行いました。
デザインする上では実際の製品デザインのプロセスを取り入れて、現実と架空のバランスに注意しながら、センサーや部品の構造、分割ラインを具体的にデザインに取り入れて、実在するリアリティを追求したデザインをしています。
クライアント情報:ギャガ株式会社(GAGA Corporation)
課題:女性型の家庭用オートボット「ナナコ」のアニメーション上でのデザイン
アプローチ:製品デザインのプロセスを取り入れたリアリティを感じさせるデザイン
成果:人工知能搭載型家庭用オートボット「ナナコ」のデザイン
年度:2022
ソニーデザインコンサルティングは、劇場アニメ『ぼくらのよあけ』に登場する家庭用オートボット「ナナコ」のデザインを担当しました。製品デザインのプロセスを応用し、センサーや部品の構造、分割ラインを細かく設計することで、架空のキャラクターに実在感を与えるデザインを実現。アニメの世界観にリアリティをもたらすことに貢献しました。
ソニーデザインコンサルティング* では、過去に劇場アニメ「劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」に登場するAR型情報端末「オーグマー」のデザインを担当した事もありますが、その時にも、同様に製品デザインのプロセスを取り入れて、リアリティを追求し、モックアップも作成しています。
ナナコのデザインにおいても、原作の印象を可能なかぎり壊さないように配慮しながら、アニメ化する上での要望を組み入れて、注意深くデザインしています。

* 「劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」に登場するAR型情報端末「オーグマー」のデザインは、ソニーデザインコンサルティング株式会社の前身組織がソニークリエイティブセンター内にある時に実施した事例になります。